hue - easing into emoting

2,160円(税160円)

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東京のバンドhueの1st albumが遂にリリース。 色々あると思うけど、フルレングスまで辿り着けないバンドが多い中とても嬉しいし、これこそが名盤と思う。
今でこそエモリバイバルや激情、マスロックごちゃまぜにした感じのサウンドのバンドが国内外でも多様化してるが、彼らはそれらを意識していたかは置いといて、国内で最も素早く反応し、消化したバンドだと思う。
唄や叫びがポストロックサウンドと絡む事は有りがちだったが、パンクやエモを感じる”シンガロング”との絡みは国内で当初斬新だったと思うし、それだけに留まらないルーツの深さと、器用でテクニカルな表現力が確かにある。
そしてはじめのデモがポストロックやインスト寄りだった事も個人的に大事な想いで、はじめてチャーリーがステレオのライブに来てくれたときの事も未だ鮮明で、それと初めてライブを観た時のギャップが堪らなかった。
全員が全員、弱そうで好青年な大学生が不器用で等身大に叫ぶ。下手ウマ通り過ぎて、やたらテクニカルなのも感心でバンドっていいなと思ったし、いいバンドだなって純粋に思った。石田のインタビューを読んで、他のメンバー含め相当な音楽を聴き、捻くれたサウンドを愛しながらも、素直な感覚でアウトプットしナードに留まらない熱さが彼らの魅力だ。
レーベル、イマハミライのりょちんさんとの関係性も素晴らしいと思うし、僕にとってのweaveだと思っている。
まだまだジャンルはジャンルであって、情報が溢れるSNS以降、更に好きな音楽だけを追求し新しいシーンに触れようと思える人が少なくなったと思うし、僕だってそうだ。
マッチョで骨太な”ハードコア”、繊細で涙腺をえぐる世界観に満ちた”ポストロック”、ナードながらもパンクへの憧れを泣きのメロディに乗せた”エモ”、KPLANや3p3bなど僕たちが憧れてきたバンド。それらを好きな人が全員、彼らを好きにはなれないかもしれないが、彼らはそれらのすべてを愛し、歩み寄る、というかシーンの壁を壊そうとしている音だと思う。まあ、とにかく括りとかじゃなく色んな音楽を純粋に愛し、柔軟かつ素直に、反骨しながらも謙虚に活動してきた様を映し出した素晴らしい一枚。
エモ激情ポストロックインディ好きですな人たちだけに愛されるだけの名盤ではないし、そうなのであればエモ激情ポストロックインディ好きですな人たちがもっと増えたらいいなと思うけど、正解はわからん!とにかく俺はhue大好きで名盤だし、たくさんの人にライブ観て欲しいと思うし、久しくみれてないけどライブ観たい!