Superfriends - Before the Night Falls EP (7")

1,404円(税104円)

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Superfriendsが初の7インチ・シングル『Before the Night Falls EP』をSecond Royalよりリリースする。 彼らは京都・大阪を中心に活動する3ピース・バンドで、 メンバーは塩原(ヴォーカル/ギター)、前田(ドラムス)、そして近年に加入した谷(ベース)。 谷は同じくSecond Royalからリリース経験があり、昨年はASIAN KUNG-FU GENERATIONのGotchが主宰するonly in dreamsから新作を発表したTurntable Filmsのベーシストとしても知られている。

2005年に結成とすでに10年選手であるSuperfriendsは、これまでに3枚のアルバムを自主制作でリリースしているほか、数多くのインディー・ポップ・コンピレーションにも楽曲を提供してきた。すでに国内のパワー・ポップ・マニアからは〈間違いない神バンド〉という評価が定着している彼らの魅力は、塩原の書くナチュラルなメロディー・センスといまだ10代のような青さが眩い歌声、そしてシンプルながらも随所でフックの効いたロック・アンサンブル。この7インチでも、この人にかかれば労せず名曲ができるのではと思えてしまうくらい、無理のない展開で次から次にグッド・メロディーが飛び出してくる塩原節は健在だ。

タイトル・チューンであるA-1“Before the Night Falls”は、歩くスピードで前進していくリズム隊にパワフルなギター・ストロークが乗っかる、これぞSuperfriendsアンセムと言いたい1曲。〈I need to go back to where I started / I need to go now before the night falls(始めたところに戻らなきゃ / 夜になるまえに行かなくちゃ)〉と噛みしめるように歌うコーラスが胸を締めつける。そして、最後の最後だけホーンが重なる大サビの高揚感と言ったら! バンド屈指の人気曲である“Because Of You”を凌駕する弩級の名曲の誕生だろう。

そして、A-2の“Inside Out”は小刻みなドラミングが初期ストーン・ローゼスをも彷彿とさせる疾走感に溢れたギター・ポップで、ヴォーカルなしでこれでもかと盛り上げる1分間のアウトロがめちゃくちゃカッコイイ。Bサイドに収録された“Everybody Else”は、哀愁たっぷりのトランペットが効果的に使われたミッドテンポのセンチメンタルなロック・ソング。青アルバム期の“In The Garage”“Susannne”あたりを聴きまくった層には堪らないナンバーだろう。

いずれも劣らぬ名曲が揃った『Before the Night Falls EP』は、Superfriendsの名をパワー・ポップ・シーン以外にも飛躍的に広めるに違いない。そして、聴いた誰もが〈間違いない神バンド〉と彼らを称するはずだ。
(Text by 田中亮太)